
「SNSを使ってマーケティング活動をしている」
「チャンネル登録者数を伸ばす努力をしている」
という企業も多いのではないでしょうか?
現代においては影響力がある存在になることがビジネス成功の鍵となります。
「絆」を創ることが最強のビジネスモデルなのです。
しかし、「絆」を創ることが重要にも関わらず実際に取り組んでいる企業が少なく、詳しく言語化もされていません。
この記事では
- 絆徳(ばんとく)経営のベースとなった鮎川義介の哲学
- 絆徳経営とは何か
について詳しく解説していきます。

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絆徳哲学は鮎川義介が始まり

絆徳(ばんとく)哲学という概念は、鮎川義介(あゆかわ よしすけ)がきっかけで始まっています。
鮎川義介とは
鮎川義介とは、日本の昭和前期の実業家です。
日産コンツェルン創始者でもあり「日本産業の父」とも呼ばれています。
日産自動車や日立製作所、日立金属、日本テレビ、日本水産、日本ビクターなど、現代まで続く数々の巨大企業の立ち上げにかかわり、日本の産業の土台を作り上げた人物です。
一万社を超える大企業グループを生み出し、没後50年以上がたった今でも鮎川氏がまいた種は日本を支え続けています。
「俺は一生金持ちにはならない」
鮎川氏は自分の個人的資産を周りに渡してしまい、自分に残すようなことはせず、社名に自分の名前を残すこともしませんでした。
そのため世間ではほとんど知られていません。
鮎川義介氏は、このようにな思想で創業活動を行い、社会公益に役立つ方面を切り開いていった素晴らしい実業家です。
鮎川経営哲学について

現代の経営では、対立や“自分さえ良ければいい”というピラミッド型の組織を創ってしまっている企業が多くあります。
多くの企業が、上の立場や能力がある人だけ豊かになっていく経営を行なってしまっています。
アメリカにおいては、物価が高いにも関わらず“平均年収180万〜190万円”とかなり低い水準になっています。また、医療に関しても全員が保険に入れない状況です。
このようなピラミッド型の「貧困層」の人々は、
- 子供を塾に行かせてあげられない
- 風邪をひいて病院に行くだけで、5〜10万円もかかってしまう
- 救急車を呼ぶと15万〜20万もかかる
- 学校に行かせてあげられない
など、「平均年収の水準が低いのに、物価は高い」状態になってしまい生活が厳しい状況です。
世の中では、下が「貧困層」で、上が「富裕層」といったピラミッド型の社会構造ができてしまっています。
ピラミッド型(格差社会)ではなく「ダイヤモンド型」
鮎川経営哲学はピラミッド型ではなく「ダイヤモンド型」の組織を創っていくことが重要という哲学。
世の中を良くしていくためには「中間層」を創っていくことが最も重要であるということです。
ここでいう「中間層」とは、豊かで幸せな“普通の人”たちのこと。
社会を救っていくためには、「貧困層」を「中間層」にするために教育していくことが大切なのです。
会社は、できない人を見捨てるのではなく、
- できない人をできるように教育していくこと
- できない人が生まれないような会社にしていくこと
このように、「貧困層」を「中間層」にしていく学校のような取り組み(=教育)をしていくことが、会社貢献や日本全体をよくするという考えが鮎川経営哲学です。
鮎川経営哲学とは、経営者にとって中間層を増やしていくことが一番重要という哲学。
絆徳とは何か

絆徳(ばんとく)とは、道徳的な行いによって「絆」を創ることです。
別な言い方をすると「あなたが相手に良いことをするので、ずっと一緒にいられる関係性」のことを「絆徳」と呼びます。
- お客様に良いことをすることで、リピートしてくれて関係性が続く
- 取引先に良いことすることで、取引が継続する
- 奥さんに良いことをすることで、ずっと良い関係でいられる
- 社員に良いことをすることで、いつまでも頑張ってくれる関係性になれる
道徳的な行いで「絆」を創る人間関係の構築が重要といった思想が絆徳です。
「三方よし」を実現できる
三方よしとは、「買い手よし」「売り手よし」「世間よし」という経営思想です。
つまり、絆徳経営を行うことで、“三方よし”を実現できます。
- 営業マン(=売り手)が商品を提供することで、お客さま(=買い手)が買う
- 売り手が幸せを感じられる→買い手も幸せを感じられる→会社が発展する
会社が発展することで社員をたくさん雇用することができるため“世間よし”に繋がります。
絆徳経営を取り入れることで、会社が発展していくため社会全体(三方)がよくなっていく。
絆徳経営で、理念と経済合理性を両立させる

絆徳経営で、理念と経済合理性を両立させることができます。
多くの企業では、「社会性理念がない」また「経済合理性がない」といった“哲学なき経営”の会社が多くなっています。
「経済合理性」に偏っている“所有の経営”になってしまっていることもあります。
反対に、「社会性理念」ばかりに偏ってしまい、“世のため人のため”だけに経営をすると利益は上がらず、社員を苦しめてしまう(=ブラック企業)“理念の経営”になることもあります。
絆徳経営を取り入れることで、“あなたが相手に良いことをするので、ずっと一緒にいられる関係性”になれます。
絆徳経営のすゝめ
なぜ、人や社会に「よいこと」をする会社だけが伸びるのか?
持続可能な経営をするためには、何をしたらいいのか?
その秘訣を「絆徳経営のすゝめ」に詰め込みました。
今求められるのは「理念」と「経済合理性」を両立した会社経営、つまり絆徳経営です。
より詳しく学びたい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。
第1章 これからの最強の資産は「絆」である
第2章 絆徳経営でピラミッド型から「丸ダイヤ型」を目指しなさい
第3章 分断を生み出す「7つの罠」とは?
第4章 絆がどんどん強くなる「5Kマーケティング」
第5章 社員との絆が勝手に強くなる「絆徳の人事」
第6章 世界と絆を結べば、いつまでも幸せになる

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まとめ
絆徳とは「あなたが相手に良いことをするので、ずっと一緒にいられる関係性」という思想のこと。
ビジネスにおいて片方だけが得をするのではなく、道徳的な行いによって心が繋がっていること、つまり「絆」を深めていくことが重要です。
ビジネスだけではなく、プライベートの場面でも活用できる絆徳経営の思想をぜひ取り入れていきましょう。
「絆徳の大切さは分かったけど、実際何をすればいいの?」
「ビジネスに絆徳の考えを応用させる方法を教えてほしい…」
そんな経営者の方に向けて、セミナーズでは無料で「絆徳マーケティング特別セミナー」を開催しています。
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