なぜ採用戦略が重要なのか?医療業界の採用戦略成功事例5選

最終更新日: 2021/12/22 公開日: 2021/12/22

人手不足が深刻になっている昨今、医療業界でも業界を離れる人材の増加が問題となっています。

そこで重要となるのが採用戦略。

今回は採用戦略の重要性とあわせて、医療業界の採用戦略成功事例5選を紹介します。

有効な採用戦略を立てて、病院経営を安定化していきましょう!

採用戦略はなぜ重要なのか

採用戦略成功事例-1

「採用戦略」は優れた人材を獲得するための戦略です。

採用戦略が重要な理由は大きく分けて2つ。

  • 少子高齢化による人材不足
  • 大手企業への人材の流出

医療業界においても、人材不足は深刻な問題となっています。

しかしこの流れは今後も続くと考えられ、ますます人手不足に悩む企業や病院が増加する見込みです。

そのため、きちんと採用戦略を立てて人材を獲得することは、必要不可欠と言えるでしょう。

医療業界の採用戦略成功事例5選

採用戦略成功事例-2

医療業界の採用戦略成功事例5選を紹介します。

採用戦略を立てる際はぜひ参考にしてみてください。

スタッフを主役にする審美歯科チェーン「ホワイトエッセンス」

「歯を削らない歯科」として有名な日本最大の審美歯科チェーン「ホワイトエッセンス」は、「スタッフを主役にする歯科」としても注目されています。

全国に185医院以上を構えるホワイトエッセンスでは、院長依存の組織から脱却するため、「歯科衛生士のキャリアプラン」を提示。

デンタルエステのトップセラピストを目指したり、マネジメント業務を行う店長を目指したりなど、入社後のステップアップについて、明確に示しています。

歯科衛生士にスポットライトを当てることで、採用率や定着率アップを実現しました。

「看護師採用の要はPR力」エムスリーキャリア連載

日本の約9割の医師を会員に持つ「エムスリー」が展開するポータルサイトで連載を行っている溝口博重氏(医師・看護師採用支援企業『AMI&I』代表)は、「看護師採用のポイントは地域の看護師さんへのPR力である」と言います。

「看護師は、原則として地場産業です。医師のように全国各地の病院で勤務する事は稀で、地元を中心に働きます。つまり地元の高校生などにPRする事も有効であり、同じく地場産業である病院にとって、本来はもっとも採用しやすい職種であるべき、とも言えます」と溝口氏。

昨今、看護師専門の転職サイトの利用が一般的となり、転職へのハードルが下がっています。

もちろん離職率を下げる取り組みも必要となってきますが、PR次第で優れた人材を採用することも実現可能でしょう。

常勤医師が20名から440名に「亀田総合病院」

千葉県鴨川市を拠点とする「亀田総合病院」は、370年もの歴史を持つ総合病院です。

グループ全体で約480名の医師を抱える亀田総合病院は、最新システムの導入や先進医療・人材育成に力を入れてきました。

1995年には世界に先駆けて電子カルテシステムを導入。

また当時は大学の医局制度に則ったストレート研修が主体でしたが、民間の市中総合病院での研修を実施するなどの取り組みを行ってきました。

亀田クリニックの院長である亀田省吾氏は、次のように語っています。

「医師を集めるために何かをしたというより、この地域に必要な医療を突き詰めてチャレンジを続けた結果、それに共感した医師が集まった」

時代を先読みしてチャレンジしていく姿勢が共感を呼び、医師の採用数が大幅に増えました。

中途入職医師のニーズを汲んで早期退職防止「エムスリーキャリア調査」

エムスリーキャリアは、中途入職医師の不満やニーズがどこにあるのかを調査しました。

その結果、中途入職者がもっとも求めていたのは「暗黙のルールの共有」ということが明らかになったのです。

どの職場でもマニュアルやルールとして定められていない「暗黙のルール」が存在しますが、入職してある程度の時間が経過しなければ「暗黙のルール」に気づくのは難しいでしょう。

しかし「暗黙のルール」を共有してもらえば、中途入職者は職場に馴染みやすくなります。

また「独自のカルテシステム」や勤怠に関するルール、重要人物などの情報を事前に共有できれば、手探りで「暗黙のルール」を覚える必要がなくなり、早期退職を防げるでしょう。

採用の質を上げたクリニックの事例「12人の医院経営ケースファイル」

開業する際は医療の技術やサービスの質はもちろん、経営に関する知識も必要です。

しかし大半の医師は経営やマネジメントについてあまり学ばずに開業してしまうため、開業してから経営トラブルに直面することも少なくありません。

「12人の医院経営ケースファイル」(中外医学社)では、医療経営に成功した12人の医師が、実際に経験したトラブルや転機となった取り組みを公開しています。

その内の一つとして、採用したくない人を口に出して採用の門を狭めた事例も掲載。

「成長できない人」「他人の悪口を言う人」など、採用したくない人物像を提示することで、無駄な面接を減らし、優秀な人材の採用が可能になるのだそう。

失敗から挽回するための施策やヒントがたくさん掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。

採用戦略で成功する!戦略を立てる際の注意点3つ

採用戦略成功事例-3

採用戦略で成功するための注意点を3つ紹介します。

戦略を立てる際の参考にしてみてください。

強みを分析する

人材不足が叫ばれているなか、優秀な人材を採用するために必要なのは「ほかの病院との差別化」です。

まずは医院の強みを分析し、ブランディングを行いましょう。

分析方法はシンプルで分かりやすい「3C分析」がおすすめです。

3C分析は必要な情報を集め、置かれている現状を正しく把握する分析法です。

次の3つの情報を収集し、医院の強みを分析していきましょう。

  • 市場(Customer):採用し上の傾向、求職者のニーズを知る
  • 競合(Competitor):競合他院の情報を集める
  • 自社(医院)(Company):医院の強みや弱みを正しく把握する

経営状況を把握して採用計画を立てる

新しい人材の採用は戦力が増える反面、コストがかかることを忘れてはいけません。

そのため新規採用を行う際は、増やせる予算を算出し、その予算に合った人数を採用する必要があります。

しかしスタッフ一人あたりの業務量が明らかにキャパオーバーしている場合、人員を確保しないと経営が難しくなるケースもあります。

経営状況や現場の状況を把握し、適切な人材採用を行いましょう。

現場にヒアリングを行う

採用戦略を立てる際は現場にヒアリングを行い、人員が適正であるかどうかを確認するのがおすすめです。

おもに次の項目を確認すると、採用ミスを減らせるでしょう。

  • 業務量は適切か
  • どんな人材を採用してほしいか
  • 業務フローはどうなっているか

また採用面接を行う際に、募集する部署のスタッフに同席してもらうのも一つの方法です。

適切な人材かどうかはもちろん、業務についての細かい質問をしてもらうと、採用した後のズレを軽減できるでしょう。

まとめ

採用戦略成功事例-4

人材不足が叫ばれているなか、優れた人材を採用するためにも採用戦略は必要不可欠と言えます。

実際の成功事例を参考に、医院に適した戦略を立ててみてください。

採用戦略を立てるときは現状を分析し、「何人採用することができるか」「どんな人材を採用したいのか」を明確にしておくのが大切です。

スタッフの声に耳を傾けながら、重要な戦力となる人材を採用しましょう!

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最終更新日: 2021/12/22 公開日: 2021/12/22
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