
「ピンタレストをウェブサイトへの流入に使いたい」
「ピンタレストをこれから始めたいけど、どうすれば良いのだろう」
「ピンタレストで効果的にビジネス運用について知りたい」
ピンタレストに興味はあるけれど、このような悩みを持つ人のために、この記事ではピンタレストについての基本情報から、ビジネスアカウント開設、分析方法などポイントを解説しています。
ピンタレストとは?

ピンタレストとは写真共有を目的としたSNSの一種です。
ピンタレスト公式ブログでは、「ビジュアル探索ツール」と表現していますが、画像や動画を保存して、将来に役立てるための検索エンジンですね。
ピンタレストは、生活のあらゆるシーンを彩るアイデアを、画像や動画で発見・保存・整理できるビジュアル探索ツールです。
ピンと呼ばれる画像から次の行動の役に立つアイデアを見つけて、インスピレーションを行動に移すことができます。
PINTEREST ( ピンタレスト ) とは | 会社概要
ただ、他のSNSとは違う特徴もあり、それがピンタレストにハマる理由になっています。その違いとは以下の3点です。
- ピンタレストは未来のためのブックマーク
- 交流より情報収集がメイン
- 画像や動画で情報発信
この3点を意識してピンタレスト運用をしていきましょう。
ピンタレストの用語をチェック

ピンタレストには独特の言葉があります。
ここではよく使われる「ボード」「ピン」「リピン」の意味を解説します。
この3つがわからないとピンタレストを使う上で困るので確実に覚えておきましょう。
ボード
ボードは自分の画像などをアップロードしたり、他人の画像などを保存したりする場所のことです。
ボードは2000個作ることができ、通常ボード、サブボード、グループボード、シークレットボードの4種類があります。
通常ボード
一般的なボードです。自分が整理しやすいように、訪問者が見やすいように、ボードはテーマを決めて作りましょう。
ユーザーの興味関心に沿ったテーマのボードを作ることで、閲覧者の注目を得ることができます。
サブボード
テーマ分けしたボードをもっと細かくテーマ分けしたい時に役立つのがサブボードです。
情報が整理されて見やすくはなりますが、ボードを開ける手間がかかるので、クリック数が通常ボードよりも減ってしまう可能性があります。
グループボード
グループボードはユーザーのグループを作成し、そこに加入しているユーザーがグループボードの中にピンすることができます。
例えば、友達同士で旅行を計画する時にアイデアを出し合ったり、家族でリフォームの案を出し合ったりも可能です。
シークレットボード
シークレットボードは他のユーザーから見えないボードです。
自分のアイデアを誰にも見られたくない時に使います。
例えば、結婚式のアイデア収集などは秘密にしておきたいですよね。
新郎新婦2人のボードとして非公開設定にすることができます。
ピン
自分が撮影した画像や動画などをボードに貼り付けることを「ピンする」と言います。
コルクボードに画びょうを刺して写真などを貼るあのイメージですね。
そして、貼った画像を「ピン」と言います。
ピンの大きさは横1000ピクセル x 縦1500ピクセルで、横と縦の長さの比率は2:3の縦長画像が推奨されています。
横長の画像などもピンできますが、ピンが並んだ時には小さく見えてしまうので、できれば2:3の比率を守りましょう。
PNGもしくはJPGのファイルをピンできます。
できる限り高画質の画像をピンすることをおすすめします。
リピン
リピンは、ピンタレストに公開されている他人のピンを自分のボードにピンする(保存する)ことです。
リピンすることで自分のボードが充実するので、積極的に行いましょう。
ボードには保存した最新のピンが上に来るので、リピンした後に自分のピンを訪問者の目に留まりやすい位置に並び替えておくと良いですね。
ピンタレストのビジネスアカウント開設方法

ピンタレストには個人アカウントとビジネスアカウントがあります。
ビジネスアカウントにすると、集客に必要な以下のような機能が追加されます。
・ピンタレスト・アナリティクスで分析ができる
・webサイトの認証ができる
・プロフィールのカバー画像が作成される
・1ヶ月の閲覧者数が表示される
ビジネスでピンタレストを運用するなら、必ずビジネスアカウントを開設しましょう。
ピンタレストビジネスアカウント開設方法
- ピンタレスト「無料登録」をクリックする
- 「ピンタレストへようこそ!」のポップアップが出るので、一番下の「無料のビジネスアカウントを作成する」をクリックする
- メールアドレス、パスワード、年齢を入力し、「アカウント作成」をクリックする
- プロフィールとして、ビジネス名や運営ウェブサイトを入力する
- 「ビジネスで扱っているもの」や「ブランドの紹介」など、当てはまるものを選ぶ
- 「何から始める?」と促されるので好きなものを選択、もしくは終了。
ピンタレストの分析方法

ピンタレスト・アナリティクスでは、最初に4つの項目を確認できます。
- インプレッション数 (ピンが画面に表示された回数)
- エンゲージメント数 (ピンのクリックや保存などアクションの合計回数)
- 合計オーディエンス数 (ピンを閲覧、アクションを起こした合計人数)
- 合計エンゲージメント数 (ピンに対してアクションを起こした合計人数)
ピンを多くの人に見てもらうならインプレッション数や月間閲覧人数を増やすことに注力しますが、ターゲットとなるユーザーに届いているかはエンゲージメントを確認します。
長期的なパフォーマンスの見方
長期的なパフォーマンスでは、期間を指定して「インプレッション数」「エンゲージメント数」「保存数」など13項目の増減を折れ線グラフで表されます。
これを見ることで、アカウントの全体的な流れが確認できます。
トップボードとトップピンの見方
トップボードは「インプレッション数」「エンゲージメント数」「ピンクリック数」「アウトバウンドクリック数」「保存数」が高い順番にボードを見ることができます。
今どのボードに人気があるのかがわかります。
トップピンは、トップボードと同じく「インプレッション数」「エンゲージメント数」「ピンクリック数」「アウトバウンドクリック数」「保存数」が高い順番にピンが並びます。
インプレッションが高いのに、エンゲージメントが低い場合は、ピン自体のクオリティが低いことが考えられます。
目立たせる工夫やコメントを改善してみましょう。
ピンタレストをビジネス運用する方法

ピンタレストをビジネスとして使用するなら、ただピンとリピンをすれば良いというわけではありません。
ブランディングやターゲット、運用目的を決めるのはもちろんですが、ピンタレスト運用の特徴を4点紹介します。
月間閲覧者数を重視する
ピンタレストはフォロワーが少なくてもピンが拡散されやすいという特徴があります。
ですので、フォロワー数よりも月間閲覧者数を重視しましょう。
月間閲覧者数を増やすには、パッと見てリピンしたくなるようなピンを作成したり、リピンの数を増やしたりすることが効果があります。
リピンすると相手に通知が行くので、相手に自分のボードに興味を持ってもらえる可能性があるからです。
ユーザーのニーズに合わせてボードを細かく分ける
自分のブランディングやターゲットに合わせてボードを作ることになりますが、ピンが20~30個くらい入る規模のテーマでボードを細かく作りましょう。
大きなテーマ(例えばファッションや旅行など)で1つのボードを作ると、ピンが膨大に、しかも統一感のないボードになってしまいます。
ファッションなら季節ごとにボードを作ったり、カラーで分けたりなど、ボードを細かくわけます。
そうすることで、自分のアカウントに訪れたユーザーが興味を持つボードやピンを見つけやすくなります。
SEOを意識したタイトルや本文の作成
ピンタレストはGoogle検索で上位表示されやすい傾向があります。
検索にピンが表示されやすいように画像名、タイトル、本文に検索キーワードを入れましょう。
ただし、キーワードを入れすぎて不自然な文章になるなら、ハッシュタグを本文に入れることで解消されます。
日本語圏以外の人にリーチしたい場合もハッシュタグを使ってその言語のキーワードを入れることが可能です。
世界中の人からリピンしてもらえるかもしれませんね。
投稿頻度や投稿時間を分析する
ピンの投稿やリピンを一気にするとスパム扱いされるので、一定の時間を空けてピン・リピンをすることになります。
自分のターゲットの活動時間にピンを投稿する方が、見てもらいやすくなるので、最初のうちは様々な時間に投稿して、インプレッションやエンゲージメントを分析しましょう。
毎日繰り返すことで、最適な時間に狙いを定めて効率よく運用することができます。
ピンタレストの使い方をマスターして集客につなげよう!
ピンタレストは自分のウェブサイトやブログに集客できる便利なツールです。
使い方も他のSNSよりも簡単で炎上リスクも少ないので、ぜひ集客ツールの1つとして使い、ウェブサイトやオウンドメディアへの売上に繋げていきましょう。
ピンタレストでの集客方法に関しては以下の記事でも詳しく解説しています。
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