2022年に向けて40代個人事業主がマネーリテラシーを高めるための方法

最終更新日: 2021/09/27 公開日: 2021/09/27

副業が一般人に普及したことで聞くことが多くなった「マネーリテラシー」というキーワードに、現代を生き抜くためのお金の教養が詰まっていると言っても過言ではありません。

お金の教養と一言に言っても意味がとても広いです。株式投資やFX、仮想通貨や事業投資などの運用はもちろんですが、お金は”稼ぐより守る方が難しい”とすら言われています。

マネーリテラシーというと”稼ぐ”に注目されがちです。しかし、この記事では特に”守る”に特化し、税金対策や生活設計、資産形成やローンの管理についてお伝えさせていただきたいと思います。

経営者層や個人事業主の方はもちろん、一家の家計を預かる方にとっても大事なお話をさせていただきます。

意外と知れていない弊社目線での”お金の守り方”を、ぜひお楽しみください。

それでは、一緒にマネーリテラシーを高めていきましょう。

マネーリテラシーとは

まず、マネーリテラシーとはお金の知識や判断力のことを指し、一般的には次のようなものです。

  • 家計管理
  • 生活設計
  • 資産形成
  • 金利やローンなどの知識

生きていく上ではお金が必要なのはもちろん、”得る”だけではなく”余分に出さないようにする”ことが重要です。

参考までに金融庁からは、最低限身に付けるべき金融リテラシーを公表していて、以下の4分野を挙げています。

  1. 家計管理:適切な収支管理の習慣化
  2. 生活設計:ライフプランの明確化、資金の確保
  3. 金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の選択
  4. 外部の知見の適切な活用:セミナーなど様々な情報を元に自分で判断する力

この4つをこなせていると堂々と言えることはとても大切ですが、残念ながら完璧に把握できている人は、この世に存在しないのではないかなと思うほど難しいと思います。

日本人のマネーリテラシーはどのくらい!?

意外かもしれないですが、日本人のマネーリテラシーは低いと言われております。

なぜそんな扱いをされてしまっているかというと、

  • 支出を遅らせるためにクレジットカードを使ってしまう
  • 借入金の金利について理解していない人が多い

アメリカ人に把握しているかを調査した場合、日本人より理解が深いことがわかりました。

ヨーロッパ諸国でも同様の調査が行われて、日本が下回っているという結果になりました。

つまり、残念ながら日本人はアメリカ人よりも、ヨーロッパの国々よりも、マネーリテラシーが低いということがわかりました。

なぜ40代の個人事業主でマネーリテラシーが必要なのか

個人事業主を始め経営する立場の人は、収入のバランスを把握しつつ生計を立てる必要があります。

年齢が高くなるにつれ、収支のバランス感覚は特に重要になります。

年齢問わず大事なマネーリテラシーですが、ここからは特に40代の個人事業主がマネーリテラシーを必要とする3つの理由をお伝えしていきます。

ライフプランのちょっと先が見えるようになる

40代になるとキャリア設計や老後のライフプランなどが見えるようになっていきます。

出産とともにマイホームの検討などを考えた場合、支出が大きくなることは否めません。子どもが成長すると養育費はかさみ、子どもが私立の大学に通った場合、1000万円以上は見込む必要があり、医者や弁護士資格などを取る大学を選ぶと何倍もかかります。

そのため、万が一に備えて保険に入ることが多いのではないでしょうか。

参考までに、子どもが大きくなればなるほど大きくなる費用は次の表のようになっております。

引用元:表.子ども1人あたりの教育費

近い未来に必要な収支環境が見えるようになる

個人事業主の場合、会社員としての生活とは異なり収入が不安定です。
それに収支のバランス管理や国民保険の支払いが必要となります。

勤め人であれば社会保健に加入することが多いですが、金額の負担が少なく済みますが、個人事業主や経営者は会社員と同じというわけにいきません。

このようなことから、40代の個人事業主においてはマネーリテラシーの考え方が大切になることがわかっていただけるのではないでしょうか。

老後の収支改善に向き合えるようになる

40代になると老後の資金確保が大切になりますよね。

会社員として働く場合60才で定年を迎える方が多いように、個人事業主でも年齢が高くなるにつれて体力的にきつくなりますし、現代では年金の支払いが少なくなる可能性があります。

平成12年の法律改正に伴い、老齢厚生年金の支給開始年齢が60才から65才に引き上げられるのはご存知ですか。

つまり、今の60代以上の方と比べると年金を受け取る年齢が高くなるのです。
男性の場合、2013年度から2025年度にかけて支給開始年齢が引き上げられることから、40代男性だと65才から支給されることになります。

人生100年時代と言われる今、金融庁が「老後30年間で2000万円不足する」という試算結果を発表したこともあるくらいです。

結果的に金融庁の試算結果は取り消されたものの、年金が頼りにならないということに間違いありません。

このようなことから、40代の個人事業主においても資産運用が大切になるということがわかっていただけたのではないでしょうか。

40代の個人事業主がマネーリテラシーで気を付ける3つのポイント

ここからは、40代の個人事業主がマネーリテラシーを高めるために気を付けていただきたいポイントについてお伝えさせていただきます。

①生活スタイルを考える

マネーリテラシーを高めようとすると、最初から無理して大きく変えてしまおうとしてしまいがちです。

注意点としては、

  • 自分の年収の把握
  • 無理のない支出バランスの実現
  • 5年後10年後に向けたライフプランニング

つまり、自分自身や会社の収支や生活水準を把握しておくことが大切だと言えます。

特に個人事業主や経営者は会社員と違って、開業初期は安定的な収入が入ってこないことが多いです。そのため、この記事で生活スタイルにちょっとした変化を加えることを意識しながらマネーリテラシーを高めることの必要性を考えるキッカケにしていただけましたらと思います。

②想定外のケガや病気に備えておく

日常生活において考えられることとして、想定外のケガや病気を患うこともあります。身体的な病気なら食事の配慮で維持できるものの、相手の不慮のミスで大きな交通事故に巻き込まれることもあるのです。

365日何年も働き続けることが出来る人ならいいですが、いつ何時身体的問題が起きるとも言えません。

緊急的な怪我の時、命の危険、急な疾患などに備えた環境を可能な限り整えておきましょう。

③毎日の出費を管理する

出来る事なら今日の出費は今日のうちに整理できたら一番いいと思います。

ですが、さすがにそうもいかないことも多いです。

投資をするにあたって余計な出費をしていないかどうか考えてみましょう。投資よりも浪費にあたる出費を少なくすることを考えてみてもよいでしょう。

毎日の出費を管理すれば、”守り”に投資することも出来るようになります。

40代の個人事業主におすすめのマネーリテラシーの高め方

ここからは、40代の個人事業主がマネーリテラシーを高めるための方法について解説していきます。

各種投資について学ぶ

マネーリテラシーは”攻め”も”守り”も含めます。マネーリテラシーを高めるのにもっとも効率のいい方法は日々の勉強と実践です。

ここまでお伝えした、税金や保険などの”守り”だけでなく、投資について勉強していきましょう。投資の知識を高めるためにも、投資に関連した書籍を読んでみるのもよいでしょう。

平行して、投資のリスクとリターンについてもしっかり理解してみることもオススメします。

それにより、新聞やニュースなどから得られる投資や金融の知識について今までよりも理解しやすくなります。

本格的に資格取得に挑戦する

マネーリテラシーを高めるための視覚はたくさんあります。特に学んだことがない方には次の資格がおすすめです。

  • ファイナンシャルプランナー
  • 簿記
  • 証券アナリスト

これらを勉強することでマネーリテラシーを高めていきましょう。

つみたてNISAで定期的に積上げ

積立投資に特化した税優遇制度になります。2018年1月にスタートしたもので、少額から始めることができますので人気があります。

何と言っても、最大のメリットは投資を通じた分配金が非課税になることが大きいです。

非課税投資枠として新規投資額で年間40万円(20年間で最高800万円)が上限です。

ここで、つみたてNISAは長期の積立・分散投資に適していると判断された投資信託・ETF(上場投資信託)に限ります。

なお、投資信託とETFの違いは、取引所が上場しているのかどうかの違いです。

iDeCoで手堅く積み立て

「個人型確定拠出年金」のことを指します。自分が拠出したお金を運用して60才以降に受け取ることができる制度です。

掛金全額が所得税から差し引かれるので、所得税や住民税が軽減されます。

ここで、iDeCoは60才を迎えるまで運用したお金を引き出すことができません。

そのため、銀行貯金のような感覚で運用してしまうのは危険です。

特に40才の個人事業主の場合にはこの点を注意した方がいいと思います。

さいごに

ここまで40代の個人事業主がマネーリテラシーを高めた方がいい理由及び高め方についてお伝えしました。

特に日本の教育ではお金の運用について教えることが少ないもの。日本では諸外国よりもマネーリテラシーがあるくらいです。

そのため、まずはマネーリテラシーについて知ることから始めてみませんか。

きっと、学びが価値となって、日々のお金とのコミュニケーションがうるおっていくことと思います。

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最終更新日: 2021/09/27 公開日: 2021/09/27