
個人の発信力が増えてきている今、オンラインサロンを始める人が増えています。
芸能人や有名実業家がファンを集めて大きなサロンを作っているイメージですが、ノウハウやコツを実践すれば個人でもオンラインサロンを運営することが可能です。
・SNSだけでなく、クローズドな場所で発信したい
・オンラインサロンをビジネスとして成功させたい
このような方々はぜひ読んでみてください。
オンラインサロンの始め方

個人でも失敗しないオンラインサロンの始め方を大きく7ポイントに分けて順番に解説していきます。
この章を読んでオンラインサロン運営の第一歩を踏み出してください。
①オンラインサロンのテーマやコンセプトを決める
オンラインサロンのテーマやコンセプトは、あなたがどのようなサロンを作りたいかの基礎となる部分です。
サロンでどのような発信をするのか、参加者に何をしてもらいたいのかをしっかりと決めておきましょう。
テーマやコンセプトを見て参加者は入った後の自分を想像できます。
テーマは自分が強みとしている分野や発信したいものにすると続けやすくなります。
- ビジネス
- 株式運用
- SNS運用
- ブログ運営
- スポーツ
- 旅行・グルメ
- 美容・ファッション
- 英会話・語学
など、様々なテーマでオンラインサロンを運営できます。
②オンラインサロンのタイプを決める
オンラインサロンには大きく3つのタイプがあります。
- ノウハウ学習タイプ
- 交流タイプ
- 人脈作りタイプ
1. ノウハウ学習タイプ
運営者がサロン内限定でセミナーをしたり、有益情報を発信したりするオンラインサロンです。
自分に実績があり、日ごろからSNSなどで発信していれば比較的軌道に乗せやすくなります。
ビジネスや趣味をテーマにしているサロンは、ノウハウ学習タイプが多いです。
2. 交流タイプ
運営者と参加者、もしくは参加者同士が交流目的で集まるオンラインサロンが交流タイプです。
やみくもに人を集めるのではなく、サロンのテーマに興味のある人が参加するので、交流しやすいですね。
3. 人脈作りタイプ
人脈作りタイプはビジネス系のオンラインサロンで多く見られます。
サロン内でビジネスを一緒にする人を探すのが目的のオンラインサロンです。
③どのプラットフォームで運営するのかを決める
オンラインサロンは個人で一から立ち上げる方法と、プラットフォームを利用して作る方法があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
個人で一から作る
他者のプラットフォームを利用せず、個人で一からオンラインサロンを作ることが可能です。
WordPressなどでLPを作成し、Facebookなどで運営するようなオンラインサロン内の構成を練っておく必要があります。
個人で一から作る際のデメリットをチェックしましょう。
- 全て自分でしなければならないので、時間と手間がかかる
- トラブルも全て自分で解決しなければならない
全て自分の手でつくり、自分が責任を負うのが一番大変な部分ですね。
次に個人でつくる場合のメリットはこちら。
- プラットフォーム運営会社に支払う手数料がない
- プラットフォーム運営会社の規約に縛られない
- 自由度の高いオンラインサロンをつくれる
プラットフォームを利用する
オンラインサロンのプラットフォームはいくつかあります。
大手3社の特徴を簡単に紹介します。
プラットフォーム | メリット | デメリット |
---|---|---|
DMMオンラインサロン | 知名度が抜群にある サポートが充実している | 手数料が高い(20%) |
CAMPFIREコミュニティ | 手数料がリーズナブル(10%) 審査が易しい | オンラインサロンの数が多く埋もれてしまう可能性がある |
IDOBATA | 登録や解説が簡単 セミナー型のオンラインサロン向け | 上記2つのプラットフォームより知名度が低く発展途上 |
プラットフォームを利用する際に発生するデメリットを押さえておきましょう。
- 手数料がかかる
- 運営会社の規約に縛られる
他社のサービスを使うので手数料と規約があるのは当然ですね。
逆にプラットフォームを利用する場合のメリットは、以下の3点があります。
- 初心者に優しいサポートが充実していること
- 決済を代わりにしてくれること
- 審査があるので、不審なサロンと思われにくい
自分で一から作るのも、既存のプラットフォームを作るのも一長一短がありますので、自分に合った方法はどれかよく考えて選んでください。
④月額料金を決める
まれに無料のオンラインサロンもありますが、サブスクリプション型のオンラインサロンが一般的です。
一般的には1,000円から10,000円くらいの月額料金がかかります。
1,000円だと気軽に入れるので会員数を増やしやすいですが、その分参加者同士のトラブルも増えます。
高額な月額料金では会員数は増えづらくなりますが、トラブルは起きづらいです。また、月額料金に見合った発信をし続ける必要があります。
自分の発信内容やサロンの雰囲気をどうしたいかと鑑みて月額料金を決めましょう。
⑤決済方法を決める
プラットフォームを利用してオンラインサロンを運営する場合は、決済サービスが備わっていることが多いですが、プラットフォームを利用しない場合は、自分で決済方法を決めなければなりません。
決済方法で最もスタンダードなものは「銀行振込」です。
しかし、参加者には毎月銀行振込の手間がかかり、運営者は入金を確認する手間がかかります。
面倒だと思う人が多いのではないでしょうか。
クレジットカードのオンライン決済という方法もあります。
PaypalやStripeというオンライン決済システムを利用すれば、毎月定額を課金することが可能です。
⑥サロン内のルールを決める
オンラインサロンは共通の興味などがある多くの人々が集まる場所です。
人が集まれば何かしら問題が発生してしまうもの。
参加者に最初に周知できるように決めておきましょう。
例えば
- サロン内のセミナーで得た情報を外部に漏らしてはいけない
- 他人への誹謗中傷禁止
- 情報商材への勧誘禁止
このような基本的なルールを決め、違反したら強制退会などの措置をとるなどを明記します。
⑦交流の場所を作る
オンラインサロンの参加者が繋がり、交流できる場所を整備します。
プラットフォームは参加申し込みを受け付ける場所なので、他に皆が書き込んだりできるツールが必要です。
例えば、以下のようなサービスを使います。
- Slack
- Chatwork
- Line Open Chat
上記4つの中でFacebookは本名で登録するので、参加者同士の問題が起こりにくいと言われています。
ただ、オンラインでの活動に本名を使っていない人も多いので、ニックネームで参加できるツールもよく使われています。
⑧会員を集める
オンラインサロンが完成すれば、会員を集めましょう。
自分がそれまでに発信していたSNSやブログなどで参加者募集を宣伝して認知を得ていくのが一番ですね。
初心者でもできるオンラインサロン運営3つのコツ

オンラインサロンを開設し、メンバーが何人か入ってくると、サロン運営をしっかりとしていかなければなりません。
そこで基本的な運営のコツを3つに絞って説明します。
SNSなどで発信する
SNSで発信していると、その発信内容に共感した人がいずれファンになります。
そのファンの数が多ければ多いほど、自分の発言に力を得ていけるので、サロン内だけでなく、SNSでの発信を継続していきましょう。
その発信がオンラインサロンの宣伝にもなります。
良質のコンテンツを継続的に提供する
オンラインサロンを活発化し続けるには、良質なコンテンツをサロン内に提供し続ける必要があります。
テキスト媒体でも良いですし、サロン内限定のセミナーやイベントを開催しても良いですね。
メンバーを飽きさせず、参加し続けると得だと思ってもらえる工夫が必要です。
会員同士の横のつながりを大切にする
オンラインサロンは同じ興味や目標を持つ人々が集まりますので、運営者と参加者の縦の繋がりだけではなく、参加者同士の横の繋がりを大切にすることで、サロン内が活発化します。
zoomでオンライン飲み会やメンバー同士の交流会、オフ会など、定期的に開催して仲間を増やすのもオンラインサロンの醍醐味です。
会員同士の関係を密にすることで、退会を防ぐこともできます。
オンラインサロンの運営ノウハウを知れば初心者でもファン作りが可能
オンラインサロン開設と運営のノウハウを説明しました。
始めた当初は参加者も集まりにくいですが、自分の得意とする分野で独自性を見つけ、根気よく継続して発信を続けることで大きく育てることができます。
ぜひ頑張って自分自身のオンラインサロンを作ってください。
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