競合と差がつく!LINEビジネスの強みと活用法とは?

最終更新日: 2022/12/14 公開日: 2021/08/31
  • 競合が多すぎて埋もれてしまい集客がうまくいかない
  • 公式LINEアカウント開設したけどもっとうまく活用できないのか?
  • InstagramやYouTubeで活動はしているが公式LINEって需要があるのか?

と思っていませんか?

公式LINEアカウント(旧:LINE @)は、ビジネスにおいてかなり需要があり、成功事例も多数あります。

日本国内でも月間8,800万人以上(2021年3月末時点)が利用しており、日常生活のインフラとなっているアプリです。

そんな誰もが知っているアプリ、LINE公式アカウントの強みと活用方法をご紹介します。

LINEビジネスの強み

ビジネスにおいて数々の便利なツールやアプリがあるなか、LINEの強みについてご紹介します。

ユーザー数の多さ

冒頭でもお伝えしましたが、LINEは日本国内で月間8,800万人以上も利用しているコミュニケーションアプリです。

現代スマホユーザーの多くの人が、コミュニケーションを取る方法で「LINE」を使っており、8,800万人以上の方にメッセージを届けることが可能という「情報通達力」はLINEの1番の強みです。

Facebookは、月間アクティブユーザー数2,800万人であり、比較すると圧倒的にLINEが多く、これだけ多くのユーザー数がいるのでビジネスの利用で注目されているのでしょう。

濃密なコミュニケーション

LINEはコミュニケーションアプリなので、企業側とユーザー側で1対1で濃密なコミュニケーションが取れるということも強みでもあります。

ユーザー側からすると、「公式〇〇アカウント」と聞くと一方的に広告が送られてくるイメージが強いですが、LINEは個別でメッセージのやりとりをすることが可能なので信頼関係の構築にも適しています。

千葉県内で3教室を展開する学習塾ESOH個伸塾。

2018年に学習塾の生徒とコミュニケーションを取るために導入開始。

生徒からのスタンプでのやり取りなど、かなりフランクで、スムーズなコミュニケーションになっております。

今までは、電話やメールが主なやり取りで使われていました。

しかし、今までのやり方だと“お世話になっております”など文面を整えることに時間を費やしていましたが、公式LINEアカウントだと時間短縮にもなります。さらには生徒との濃密なコミュニケーションも可能になったので、退塾率が28%も減少している成功事例もあります。

無料で開設

引用:LINE for Business

公式アカウントと聞くと初期費用がかかってしまうというツールが多いですが、公式LINEアカウントは、無料プランがあり始められやすいシンプルなプランになっています。

また、スケールや業種・販売品を問わずに、多種多様な企業・店舗での活用ができる機能があらかじめ備えられています。膨大な費用をかけずに、ここまで集客や広告メッセージを配信できるのは企業側にとっては大きなメリットです。

リピーター獲得に最適

ユーザー側が、LINE公式アカウントを追加してくれたということは既に興味があり、または来店・利用したことがあるユーザーということです。

どの企業でも、新規顧客が既存顧客になってもらうために試行錯誤します。ここで、LINE公式アカウントでコミュニケーションを活性化させることにより、再来店や再利用、商品やサービスのリピーター獲得に最適なのです。

レポート機能

引用:LINE for Business

LINE公式アカウントは、友達追加やブロック数などの数値やユーザーの反応をレポートで確認する機能があります。

友達追加数はもちろんですが、

  • 配信メッセージが開封されたか
  • 送付したURLをクリックした数
  • インプレッション数
  • 配信動画がどれくらい再生されたか

など、詳しく分析ができます。

引用:LINE for Business

サロンや飲食店でよく用いられている「予約」で使用する場合は、予約数・来店数・キャンセルした件数まで数値化され、色付けされたグラフでわかりやすく確認ができる機能もあります。

プッシュ通知

冒頭でもお伝えたように、LINEは日常生活のインフラとなっているため、ユーザー側が基本的にはプッシュ通知をONにしていることが多いので、訴求力が高いといえます。

TwitterやFacebookなどのツールでは、ユーザー側から情報収集してもらう必要がありますが、LINE公式アカウントのプッシュ通知では、ほぼ確実に見てもらうことができ、ダイレクトに情報発信が可能です。新しい情報や告知などを発信したい企業にとっては、使わない手はないでしょう。

公式LINEアカウント活用法

ここからは、ビジネスにおいて公式LINEアカウント活用方法を解説します。

メッセージ機能

友達追加したユーザーに一斉にメッセージを送ることができる機能です。配信時間や配信するユーザーを指定することも可能になっています。

埼玉県加須市にある長沼精肉店。

2017年12月LINE公式アカウントを開設。

新型コロナウイルスの影響でECショップやテイクアウトに力を入れ、定期的にメッセージ配信を行っておりました。

ECショップのおすすめメニューや自慢の牛肉をふんだんに使ったテイクアウトメニューを土日に販売する時は、配信地域を絞ってメッセージを配信していました。一度のメッセージ配信で約20万円の売上を記録したこともあり、かなり有効的です。

プッシュ通知機能もあることから、ユーザー側に届きやすく販売促進に適しています。

リッチメッセージ

上記のメッセージ機能とは少し違い、画像や動画のテキスト情報を1つの吹き出しで配信することが可能な機能です。

通常のメッセージよりは簡潔に商品やサービスの利点・魅力を伝えることができるのが大きな特長です。画像があることで視覚的にも訴求ができ、目に留まりやすく購入率も上がるというメリットがあります。

また、画像にはリンク挿入が可能となっており、キャンペーンページや商品ページといった指定のページに案内したい場合、高確率で誘導できます。

クーポン・ショップカード

LINE上で使用できるクーポンを製作できます。製作したクーポンはメッセージ・タイムラインなどで配信可能で、来店促進に適しています。

紙媒体のクーポンと同じ要領ではありますが、デジタルクーポンは効果検証のデータを可視化できるので大きなメリットです。

一方で、広告配信など多数してしまうと、どうしてもユーザー側からのブロック率が高まってしまうというデメリットがあります。

クーポンを配信することにより、「お得な特典が受けられる」とイメージ付けることで、ブロック防止にもなり「ターゲットリーチ(ブロックされていない数)」が上がるので効果的です。

LINE公式アカウントの「ショップカード」は、ポイントカード機能です。

従来は、カードの発行に手数料がかかったり紛失してしまうことや、カード自体が邪魔になり作成に至らないユーザーが多くいました。

ユーザーからすると、日常で使い慣れているLINEアプリ上でポイントを管理できるため、お会計の時などに財布などから出し入れする手間も不要という顧客側に大きなメリットがあります。

ポイントを貯めてもらえるということは、再来店や再購入につながりやすく購買意欲が高めることができ、リピーター獲得率も上がりやすくなります。

タイムライン投稿

LINEにはメッセージ機能とは別にタイムラインという機能があります。無料かつ無制限で利用が可能のため、コストを抑えながら、集客やクーポンの配布、広告配信などができます。

タイムライン投稿は、「いいね」「シェア」機能があるので、友達登録しているユーザーが投稿をシェアしたときは、その人の友達に表示されるようになり拡散性に優れています。

また、動画投稿することにより収益化することも可能です。友達登録人数が500人以上、累計再生時間直近1ヶ月間で50時間以上など、条件はありますが無料・無制限で投稿しながら売り上げに貢献もできるので、とてもオススメです。

大手脱毛サロン「キレイモ」
  • クーポン発行キャンペーン
  • 店舗の雰囲気やスタッフの魅力が伝わる投稿
  • アンバサダーを起用して投稿

このように、アンバサダーを起用し目に留まる投稿になると、URLのクリック率も上がります。

チャットボットを導入

チャットボットとは、AIを活用してチャットをするように自動で会話ができる機能です。

ユーザーからのお問い合わせフォームが簡単に作成でき、24時間自動でお問い合わせに関して対応してくれます。企業側の人件費なども削減できコストを下げるのにも適しています。

ライフネット生命

インターネットで簡単にお申し込みができる生命保険会社です。

上記のように「ほけん診断」と「ほけん見積り」をチャットボットで利用できるようになっており、24時間365日簡単に対応してもらえます。

まとめ

LINE公式アカウントは、InstagramやFacebookなどとは違い、ユーザー数が圧倒的に多いツールです。

現代の日常生活のインフラとなっており、ビジネスにおいて活用することはかなり需要があります。

LINEのメッセージ機能やタイムラインの動画から収益を得ることも可能となっており、コストを抑えながら集客やマーケティングが可能なツールです。

リピート顧客率の向上や商品・サービスの改善等に向けて、濃密なコミュニケーションを取ることも可能となっているので、ぜひ活用してみてください。

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最終更新日: 2022/12/14 公開日: 2021/08/31