
- 最近、集中力が続かない
- もう歳だから集中力が衰えてきた
- 仕事の生産性をもっと上げたい...
- 仕事を始めたがすぐに飽きて違うことをしてしまう...
そう感じていませんか?
最近の脳科学の研究では、集中力の低下は年齢に原因があるわけではないということが分かってきています。
会社経営をしていると日々仕事は山積していき、仕事を確実に終わらせていくためにも集中力は必須です。
実は集中力は鍛えることができ、すぐに実感できます。即効性もあるので、こちらの本記事をお読みいただき仕事の生産性を上げていきましょう。
なぜ集中力が続かないのか

そもそも、なぜ集中力が続かないのか?環境や時間帯など全て改善したがなかなか思うように続かないといったことがあるかと思います。
これは、脳には集中力を生み出す仕組みがあるとされており、その仕組みを知らないと、集中力を高めることはできないのです。
そして、集中できる条件が揃っていないから“集中できない”に過ぎないということです。
感情との関係性
人間の脳は、「イヤだ」「やりたくない」「興味がない」といったことを思うと集中できない仕組みになっています。
現代では、インターネットが進歩したことにより脳の中には、情報が溢れすぎている状態となっています。そのため、いらない情報は排除しないとパンクしてしまうので、脳は自然と排除してしまう“自己保存の本能”が働いてしまいます。
まず、上記の状態になってしまうのは現代では仕方がないことだと受け入れることが集中力を高めるための第一歩となります。
集中できる時間は無限ではない
いくらテクニックや好きなことだからといって、24時間ずっと集中できることはできません。集中できる時間には必ず限りがあるということです。
いずれは、集中力はゼロになってしまうということも覚えておいてください。これも仕方がないと受け入れることも大切になります。
また、限られた集中力を発揮できる出どころは“脳の前頭葉”にあります。これがどんどん消耗されることにより集中力は低下してしまいます。
仕事のノウハウ本に
- 午前中に1番大事な仕事を優先しなさい
- どうでもいいメールチェックは後回し
といったことがよく書かれている理由は、どうでもいいことを先にしてしまうと集中力は削られてしまうため、本気を出したいというときに「もう集中力はゼロ...」といったことが起こらないようにするためです。
集中力を高めるテクニック8選

なぜ集中力が続かないのか知ったうえで、ここからは集中力を高めるテクニックを知り集中力の鍛えるためのエンジンを起動させましょう。
否定語を使わない
否定語を使っていると脳は「この情報は必要ないんだな」と勘違いし集中力をレベルダウンしてしまいます。また、否定語を頭で思っているだけでも集中力は低下してしまいます。
先程の“感情との関係性”でもご紹介したように否定語を使ってしまうことで脳の防御機能が働いてしまうのです。
- めんどくさそう
- つらい
- でも、だって...
- 疲れた
こういった否定語は、どうしても集中したいときはできるだけ使わないことを心がけてみましょう。
正しい姿勢
集中力と正しい姿勢はなんの関係があるのか?と疑問に思う方が多いかと思いますが、正しい姿勢でいると体が疲れにくいことから、脳も疲労を覚えずに集中力を発揮しやすいことに加えて維持することができます。
姿勢が悪いと体の軸が傾き、目線も左右に傾くことから周りの情報に目がいってしまい目から入ってくる情報に脳が意識を向けてしまうので、目の前のことに集中できなくなってしまうのです。
- 目線を水平にする
- 背筋をピンと伸ばす
- 左右の肩の高さを地面と平行にする
上記が正しい姿勢を作るポイントです。この3つを意識して正しい姿勢を心がけてみましょう。
デスク周りの環境
当たり前だと思ってる方が多い項目ではありますが、できていない方が多いです。仕事をしているデスク周りの環境は1番重要だといっても過言ではないでしょう。
- スマートフォンが置かれている
- 今までやってきた仕事の資料が山積みになっている
- 雑誌やマンガ、関係のない本がたくさん置いてある
今やるべきものと関係のないものが目の前にないかもう一度確認してみましょう。
人間の脳は、新しい情報を瞬時に反応するという仕組みがあります。この仕組みで、次やるべきことや今やっていたことに集中できなくなってしまうのです。
- 仕事で使わないものはできる限り置かない
- スマートフォンを置かない
- 整理整頓する
- 青色の物と鏡を置く
4番目の項目の青いものは“集中や落ち着きをもたらす”と言われており逆に赤や黄色といった色は、“興奮や注意をイメージさせる”働きがあるため極力さけましょう。
鏡は“自己認識力を高める力”があるため、怠けたりすると自分の姿が目に入るため効果的です。
低GI食品
食事は、「集中力に大きく関係している」と多くの論文でも発表されているように、集中力はブドウ糖によって作られています。ブドウ糖は、簡単にいえば甘いものや白米といった炭水化物に多く含まれています。
しかし、こういったものをたくさん食べればいいのか?といったことではなく、ブドウ糖を含む低GI食品を摂取することが大事です。
これは血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。要は、血糖値を乱高下させない食べ物が重要です。
- そば
- 玄米
- チーズ
- ヨーグルト
こういった食べ物がおすすめです。逆に白米やパンなどといった炭水化物はできるだけ集中したい時には、避けるのがベストでしょう。
習慣化
集中力はかなりデリケートです。ですから「今日は何着よう?」「どこで仕事しよう?」といった悩みをできる限り減らし、全て固定して習慣化させましょう。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズや、サービスサイトFacebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグはいつも同じような服装にしていると話題になっていました。これは習慣化の一環だといわれています。
- ◯曜日はこの服装にする
- 大事な仕事は自分のデスクでする
- お気に入りの個室のカフェで集中する
このように習慣化をすると、必要のないことに脳を働かせることをしなくていいので無駄が減り時間も有効活用できるので一石二鳥です。
集中力を癒す
鍛えた集中力を癒すことや回復方法を知ることも大事です。先程お伝えしたように集中力は無限ではないので必ず、休憩する時間を設けることが大切になります。
- 目を癒す(目を温める・目のマッサージ)
- 昼に仮眠をとる
- 睡眠時間を7〜8時間はしっかりとる
筆記開示
いろいろなことを悩んでしまったり、不安があり仕事に集中できないといったことがある方は、不安を紙に書き出してみましょう。
これは筆記開示といって未来の不安や心配事を書き出し、脳の中のもやもやを書き出すことで思考の整理ができ、感情のコントロールもできる効果があるので集中力が上がるといわれいます。
ポモドーロ・テクニック
時間管理術のひとつ。 1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された。
このテクニックではタイマーを使用し、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する。
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
簡単にいえば、タイマーをセットしてインターバル式に「集中(25分)+休憩(5分)」で仕事を進めていくという時間管理術です。
これを4セット繰り返したら15〜30分の長めの休憩をとりましょう。これがポモドーロ・テクニックというものです。
人それぞれ集中できる時間は変わってくるので、20分集中や40分集中できると自分で把握しているのであれば、「集中(20分)+休憩(5分)」「集中(40分)+休憩(5分)」といった自分にあった時間を設定してもかまいません。
インターバルのタイマーを簡単に設定できる時間管理アプリをこちらの記事でご紹介しているので取り入れてみましょう。
≫ 時間管理アプリおすすめ7選!簡単操作と特徴をご紹介!
まとめ
集中力は、感情や時間が大きく関係していることがお分かりいただけたかと思います。
脳の仕組みも大きく関係していることにより、「自分は集中力がないんだ...」と否定的に思っていた方も、脳の仕組みやテクニックを取り入れることで集中力を高めることができるのです。
また、休憩時間を設けるということも重要なので癒す時間も必ず取り入れること。
時間がない経営者だからこそ、今回ご紹介したテクニックを活かして集中して仕事に取り組めるようにしていきましょう。
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